博多人形武吉工房についてAbout Us
国指定卓越技能保持者(現代の名工)
○伝統工芸師認定1153号
博多人形師
武吉 國明Takeyoshi kuniaki
博多人形商工業協同組合理事長
国指定卓越技能保持者(現代の名工)
○伝統工芸認定1153号
15歳から博多人形師に弟子入り後、23歳で独立し博多人形「千成ひょうたん」が大ヒット。
写実性にこだわる作品創り、質感の表現を得意とし数々の賞を受賞。
平成27年に国指定卓越技能保持者(現代の名工)認定。
博多人形の歴史は古く、慶長五年(1600年)黒田長政が筑前を領して入国、翌六年福岡城の構築に当り長政に随従し、中津から博多に来住した瓦師正木仁右衛門の孫、正木宗七が鬼瓦のサイク打つから始めて製陶の技法を修得した後、さまざまな作品を手がけました。
その彼の作品の中から特にすぐれたものを藩主に献上したのが博多人形の起こりです。当時は、宗七焼きと称し、二代、三代、四代よその製法を伝統化し、六代に及んで精巧な土偶を見るようになったと伝えられます。
また文政年間(1818年)四代宗七幸弘の頃、博多祇園町の住人七輪屋中ノ子吉兵衛の作り出した土俗素焼きの玩具が、博多人形の母形ともいわれています。